JR京浜東北・根岸線 ワンマン対応の新型車両導入へ
昨日深夜に飛び込んできたニュース。
身近な路線だけに衝撃が隠しきれていませんが速報ということで。
(今回の記事は一人の鉄道ファンによる推測が殆どです。参考までにどうぞ。)
京浜東北線がワンマン化を検討!?
JR東日本は27日、京浜東北線において車掌が乗務しないワンマン運転を検討していることを明らかにしました。
車両側面に設置されたカメラで乗客の乗り降りを確認できる機能や、ボタンを押すだけで速度の調整や停車ができる自動運転装置(恐らくATO)を搭載した新型車両が2024年度から投入が開始されるようです。
人口減少による乗務員不足が問題視される中、運転士の負担を減らすことと人件費削減が目的となっています。
E233系1000番台が209系の置き換えを完遂して早10年。世代交代の時は思ったよりも早くやってきました。
新型車両はどんな形になる?
今さらE233系を導入することは多分無いとして、E235系の別番台か新形式の車両(E237系?)のどちらかが予想されます。
個人的には並走して走る山手線に合わせてE235系の別番台を製造すると予想。
京浜東北線と山手線は田町~田端間で並走しており、また年に数日ですがリフレッシュ工事*1のために山手線が京浜東北線の線路を走る(もちろんその逆もあり)ことを考えると、E235系に揃えた方が都合が良いのではないかということです。
横須賀・総武快速線用のE235系1000番台が2020年~2023年度に導入予定とのことなので、1000番台の投入が終わり次第、京浜東北線への投入が始まると思われます。
言うまでもないですが、増発ではないことは置き換えられる車両も出てくるわけで…
E233系の気になる今後は?
やっぱり気になるのが現在活躍中のE233系1000番台。2014年に事故廃車が出た以外は特に変化はありませんでしたが、京浜東北線を走るE233系1000番台は10両編成82本の計820両が在籍するというE233系の中でも大所帯のグループ。地域を巻き込んだ大規模な車両転用が予想されます。
820両という大所帯、どれだけ変化するかは見物です。
10両のワンマン運転は既に行っている路線がある
10両といった長編成によるワンマン運転はこれに始まったことではなく、2008年に開業した東京メトロ副都心線の渋谷~小竹向原間(現在は和光市まで延長)にて既に行っています。
しかし、大船から大宮までという長距離区間において乗務員の負担がどれだけ減らせるか、運転士一人だけでも問題はないのかといった心配があることは否めません。
通学でよくお世話になる路線だけに、今後の展開が気になるところです。
参考資料
・産経新聞2020年6月27日付
http://www.sankei.com/economy/news/200627/ecn2006270021-n1.html
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