Mori@Forestの鉄道に関するイロイロなことをまとめた忘備録。更新は不定期となります。 Welcome to my blog. The language in this blog is Japanese only.

Bトレ 京成3400形を作る Part1

ご無沙汰しております。しばらく更新が無い状態でしたが、3月の人事異動で職場がより自宅に近い所になりました。

少し時間に余裕ができたので遠くに行ったりこれまで以上に模型制作に力を入れてきましたが、ブログの方も(備忘録的に)ぼちぼち更新していきたいと思います。

久しぶりとなる今回の更新は、これまた久しぶりの大規模改造車ということで、京成3400形の制作記録です。

 

京急車と対照的にあまり製品化に恵まれなかった京成の通勤型車両。長い(?)歴史の中では赤電一族の3200形や3300形、新3000形が製品化されただけに終わりました。何気なく手に入れたジャンク品で、バリエーションを増やせないか挑戦してみました。

実車の3400形はいつのまにラスト1本となり、多くの鉄道ファンからも注目されているみたいです。

 

制作のきっかけになったのはこちらのジャンク車両。(2022年入手)

 

足回り目当てに京急2000形旧塗装を手に入れましたが、車体が6両も中途半端に余ってしまいました。

2000形は今あるだけで十分だったのでバリエーション展開をすることに。調べてみるとさわやかギャラリー号といった、過去に様々なラッピングがなされていましたが、模様からして改造は一筋縄では行かないと判断。

どうしようか考えていたところ、2000形の車体で作った京成3400形を見つけました。あまり作例が無いだけに間違い無く注目を集めると考え、制作を決意しました。

 

まず、明らかに時間がかかりそうな前面は一旦置いといて、東武8000系後期車の台車レリーフをそれっぽく取り付け。こちらは電動車用の物として使います。

 

台車レリーフは6両分しっかり調達。足りない分はメルカリで余った部品一式を見つけて即購入しました。(中間付随車2両分は形が異なるため後述)

 

足回りの問題はひとまず解決したので、お次は車体の塗装へ。ガラスパーツと側面車体をひとつひとつバラバラに分解します。

 

いつものようにIPAに浸して1日放置し、サフで下地塗装します。

 

車体の大部分を占める白色は、GM鉄道カラー白3号で塗装。さらに妻面扉部分はGM鉄道カラーの銀で塗装し、塗分けも再現しました。実車の妻面には窓がありますが、今回は時間の都合で省略します。

 

ちなみにその間に残る中間2両を調達しました。続いて屋根パーツです。

 

年が明けて2023年のこと。屋根は京成の赤電(3200形、3300形)の物がまさかのジャストフィット。中間車はそのままで取り付けられますが、先頭車は前面部分に隙間ができるため、穴を埋める加工が必要になります(中編以降で詳しく解説します)

 

※ちなみに当初は種車の物を使い、クーラーカバーをくり抜く予定でしたが、1両分くり抜くだけでかなり時間がかかったため、この案は没にしました

 

さてそんな赤電の屋根ですが、手持ちにあったのは先頭2両と中間1両のみ…

 

そこでこれらのパーツが余っているという方を探し、無事フォロワーさんから必要な分を譲っていただくことができました!

 

屋根も何とか8両分集められました。ちなみに3200形・3300形は2015年に最新ロットが生産されましたが、2パンタ屋根が入っていないらしいので集める際には注意が必要です。

さて、肝心の前面パーツ。一番手っ取り早いのはNゲージの車両から持ってくることですが、良いジャンクパーツに巡り合うのが困難でした。

そんな中、秋葉原ホビーランドぽちで手に入れた京成3700形先頭車。この車両の前面だけ複製すれば京成3400形の顔は作れるのではと思いお買い上げ。

しかし、この車両を入手したころには社会人生活が始まり、仕事の忙しさからこの車両は1年弱に渡って 放置 製作を中断することに…

 

しばらく作業机の肥やし状態になっていましたが、さらに年が明けた2024年、何気なく立ち寄ったある模型店がきっかけで製作は大きく進展することになります。

その様子はPart2に続きます。