今回もスマホ写真の整理も兼ねて記事を更新。京急1000形イエローハッピートレイン(以下イエハピ)を 末期色 現行仕様にしてみました。
今では黄色一色のイエハピですが、8年前に登場した時はほぼ西武線のカラーリングに驚いた方も多いと思います。
Bトレではデビュー翌年の2015年に製品化。
ようやくこのタイミングでアルミの1000形が製品化されました。
(「おっそー」とか言うツッコミは無し)
さかのぼること5年前、まだ新品で売っていた2箱に、中古屋でゲットした中間4両を組み合わせ、中の人は8両フル編成を完成させていました。
当時はN化して走らせようと考えたものの、たまたま入手した動力の調子が悪く、稼働機会も少ないまま物置の肥やしに。結局ディスプレイに戻すことにしました。
しかし今度は、中古で手に入れた都合によりKATOのBトレ台車のままで、元の製品の台車が圧倒的に足らず、どちらにしても中途半端でした。
あれから4年が経った2021年。都営5500形制作にあたり1000形ステンレス車を種車に選んだ際、1000形の台車(写真)が大量に余りました。
「これならイエハピをディスプレイモデルに戻せる…!」
兼ねてから現行仕様を作りたかったので、このタイミングで制作に取り掛かりました。
まずは分解。ガラスパーツを外し、車体の塗装をはがします。(この時、8両分の台車の出番はまだまだ先です)
前面は再度塗装するのが面倒なので、今回は側面だけ塗り替えることにしました。
(実際はマスキングが面倒だっただけという)
とりあえずサフは塗りましたが、ここで一つ問題が発生。この車両に合う黄色い塗料は果たして一体どれなのか。早速片っ端から試してみることに。まずはGM 西武イエローを試してみました… が、
元の製品とは色味がちょっと違う結果に。パーツのつなぎ目が微妙に目立っています。
塗り替えていない妻面と見比べてみると、その差はより分かりやすくなると思います。
これで納得がいくはずもなく、最初からやり直し。今度は黄色12号を使ってみることに。その結果は…?
だいぶマシになりました。遠目で見る分にはそんなに悪くないと思います。
とりあえずこれで塗り替えができると分かったので、残る7両分を一気に施工。
ガラスパーツと車体側面をドッキングして…、
京急1000形イエハピ 現行仕様の完成!
西武の黄色い電車から、完全なる 末期色 黄色一色に。(西武関連の車両以外だと)今時の電車でこんなに黄色を使うなんて結構珍しかったりします。
とりあえずこれで基本形は完成。
ここからは恒例の(?)ディティールアップの作業です。
まずはトレジャータウン製のインレタを貼り付け、
ワイパーカバーの表現がリアルになりました。
続いて台車を交換。製品にデフォルトで付いていたSGフレームという足回りですが、フランジ(出っぱり)が省略されていて上手く線路に乗らない仕様になっています…
そこで、手持ちのパーツからフランジ付き車輪を8両分取り出して装備。線路上での展示もラクになりました!(前面のブロックパーツのみ、SGフレームのカプラー受け付きをそのまま使っています)
さらに、電気連結器とSRアンテナも設置し、前面周りをディティールアップ。ついでに連結器もグレーに塗装。スカート周辺のメカメカしい(?)ところが良い感じに表現できたと思います。
仕上げに、パンタグラフを全てTOMIX PT-7113-Dに交換し、イエハピの加工が完了しました。今後は京急の車両を中心に、リアルに加工を随時施工できたらなと思います。
今回は以上です。いつも見ていただきありがとうございます。