年の瀬が迫る中、卒業制作とバイトに追われている中の人です。
今回も模型ネタ。スマホに溜まった写真の整理も兼ねて、今回は手持ちの改造車両、都営5500形をさらにディティールアップしてみました。
現行の5500形を作り直した時の記事はこちらから。こちらを先に読んでいただくと、この記事がもっと楽しめるかもしれません。
もう読んだという方はスクロールダウンを。↓
色々あって殆ど作り直しになりましたが、何とかリメイクできた我が家の5500形。
しかしまだまだリアルには程遠いなと改めて感じていました。
都営5500形のドア横(戸袋部分)には、金色の模様がアクセントとして加えられています。しかしあまりにもその部分の面積が小さく、難易度の高さから省略していました。
せっかくディティールアップするならこの問題も解決したいですが、塗装で再現するにはかなりの労力が要りそうです… そこで、今年の5月にある物を用意しました。
それは、Adobe Illustratorで側面の模様を再現した自作のステッカー!*1
コンビニのコピー機で印刷してきたものを適当なサイズにカットして、側面に貼り付けてみました。黒い部分に金色の模様ということで、かなり目立ちます!
これを8両分、海側と山側の両方に頑張って貼り付けました。この模様が加わったことで、より5500形らしさ、ひいては世界に誇る伝統文化を持つ日本らしさを引き出すことができたと思います!
(塗装で再現しようと思ったら絶対時間かかってたな、これ…)
それから約2か月ほど経った2022年7月。
後日、知り合いの方から誘われて、そんな5500形を展示する機会があったので、現行仕様のイエハピと一緒に高架線の走行シーンを再現してみました。(こちらの末期色 イエハピも後日紹介する予定です)
この時点でパンタグラフはGM PT71A*2を装備していました。しかしこのパンタ、Bトレ用として使うにはかなり不安定で、ちょっと期待外れ… より安定したパンタを探すことにしました。
そこで代わりに見つけたのが、TOMIX PT-7113-D形でした。本来は小田急50000形VSEに使うものですが、ホーン*3が1本ということで、京急の車両にも使えると判断。
ちなみに。こちらのパンタはデフォルトで避雷針が付いていますが、種車の屋根の都合上、避雷針はカットしてあります。
(…あ、このパンタを取り付けるには、細いドリルとGMのシングルアームパンタに付属する治具が必要なので要注意です)
さて、屋根周りはこれで終わり…ではありません。
IR無線アンテナを挟むようにして取り付けられた、SR無線のアンテナを、もちろん1両あたり2本も取り付けちゃいました。アンテナ周りがぎゅうぎゅう詰め(?)ですが、気にしないことにしましょう(汗)
こちらのアンテナはGMストアで手に入れた汎用屋上機器(分売)を使っています。
そして仕上げは電気連結器の取り付けと、連結器周りのグレー塗装!
(金色の模様がはがれちゃっていますが、後で貼り直しました)
電気連結器はKATO クハ221用(Z04-9216)を、連結器周りはとりあえずサフでそれっぽく塗り塗り。これにて一通りの加工が完了しました!
せっかくなので、ジオラマ風の簡易的なレイアウトを組み、後追いみたいな感じで撮影してみました。好きな方にはたまらない写真になったかもしれません!
施工内容をまとめると…、
・側面の金色の模様を貼り付け
・SR式列車無線アンテナ取り付け
・連結器周りのグレー塗装及び電気連結器の取り付け
細かいパーツが殆どですが、その分精密な感じが増したと思います。
今年の1月に車体の大部分のリメイクが完了し、そこからまた凛々しくなった我が家の5500形。「どうせなら、作り直すついでにディティールアップする方が良かったんじゃない?」って思うかもしれませんが、当時はそんな技術を持っているはずも無く…(汗)
何はともあれ、自分の理想とする姿にほぼ近づいたと感じます。こちらの車両もいつか生でお見せできたら良いなと思っております!
(もしかしたら近いうちにお知らせするかも)
都営5500形を作るプロジェクト これにて完結(…?)