こちらの記事の続きです。
前回に引き続き、京急旧1000形のディティールアップに取り組みたいと思います。連結器周りのパーツは前回までに完成してあるので、さっそくシャーシと一緒に取り付けてみましょう。
実際に取り付けるとこんな感じになりました。連結器の位置が少し上に離れたのでさらに実感的に。何より明るいグレーに統一したことが、床下周りの存在感を引き立てています。
今更ですが、前面表示もしっかりと用意。中の人的には普通車として走っていたイメージが強いので、基本的に普通表示で設定。
車番は1305-1308号車と1351-1356号。前者はことでんに譲渡されて、後者は久里浜工場に保管されていますね。
ちなみに。New HGシャーシほぼ無加工の場合と(左)とSGシャーシのブロックを使った場合(右)では見た目に結構な差が出ました(パーツが違うので当然ですが)
Nゲージ完成品…というよりかは鉄コレにまぁまぁ近いくらいになったかと思います。
ひとまず加工が済んだので、それっぽい写真を何枚か撮ってみました。
黒幕車同士のすれ違い。金沢文庫 以南のあたりをイメージ。
白幕車と黒幕車のすれ違い。
そして最後は久里浜工場での撮影会風に!(笑)背景の架線柱が電車の車両基地いう感じが出ていると思います。さて、これで加工は終了…とは言いましたが、実は4両1本だけ上記の加工をしていませんでした。
その加工していなかった車両がこちら。前面を見ると、他の編成には無いジャンパ栓があります。中古品で買った当初は殆ど気にしていなかったのですが、このパーツがあるために他の編成とは時代設定が合わないみたいです。
先ほど作った編成はいずれも1988年~2010年(白幕車は2005年)*1の姿ですが、こちらのジャンパ栓がある場合は、1976年〜1988年頃の姿がそれにあたるそうです。*2
その当時の姿について調べてみると、今とは違って自動連結器を装備していて、電気連結器が無いのが特徴でした。できるだけ当時のイメージに近づけるため、Bトレ用の自動連結器のパーツを取り付けてみました。
この辺まで来ると中の人的に世代では無い車両になりますが、それを調べていく過程で旧1000形が持つ様々な姿と、その面白さに気づいたりすることができました。
昔の車両つながりでデハ230形や過去に改造した2代目600形デハ601もあるので、そういった懐かしの車両もいろいろ作れたら良いなと思います。
今回は以上です。ここまで見ていただきありがとうございます。