今回は、以前製作した都営地下鉄5500形のリメイク編となります。去年3月に完成を迎えたこの車両…なのですが、突貫工事で完成させたために色々と気になる点が残る結果になってしまいました。
具体的には、
・前面(何度も塗り替えたことでガラスの透明感が損なわれた)
・側面(車両によってドア窓ガラスの大きさがバラバラ)
といった、見た目に関する部分がほとんどを占めていました。
そんな都営5500形を綺麗に作り直していきましょう。
まずは、側面の車体とガラスを分離。頑張って作ったこれらのパーツも、大半が復旧困難のために泣く泣く廃棄することに…。
そして、新たに京急新1000形ステンレス車のパーツを6両分調達。ゲット出来たらすぐに新しいパーツの製作に取り掛かりました。
さすがに10両以上も一連の作業をしてきただけあって、慣れた手つきで作業を進めることができました。(いらない先頭車で事前に練習すべきだったのは反省点)
本当は8両とも新しく作る予定でしたが、種車が思うように揃わず、仕方なく既存のパーツから使えそうなものを塗り替えて再利用しました。
先頭車部分は2両とも新規製作。乗務員室扉のモールドはマスキングテープで保護することで、リアリティを損ねることなくやすりがけができるのでオススメです。
前面パーツ部分は前回と同様筆塗りで。ただし前回よりも慎重に進めます。今回のためだけに余分に先頭車を買ったのはここだけの話。(結果は一発で行けました)
そしてステッカー。種別と行先は京成3050形から、運用番号は京急旧1000形(黒地幕)のもの貼り付け。仕上げに東京都のいちょうマークを前面窓に貼れば…、
都営浅草線5500形 リメイク完了です!
(上:リメイク前 下:リメイク後)
今回は実車をよく観察しながらも、以前製作した時の経験を活かして製作を進めました。パーツなどもできる限り余裕をもってストックしていたことも役立ちました。
最後に5300形との並びを。気が付けば残り1本にまで減ってしまった5300形ですが、今年2月のダイヤ改正で5500形がアクセス特急に使われるようになるため、間もなく見納めになると思われます。何はともあれ、5500形の本領発揮までに完成できたのはうれしい限りです。