こちらの記事の続きです。
前回はデハ601制作にあたり、車体などの下ごしらえを進めて参りました。今回はいよいよ塗装に入りたいと思います。
まずは種車の旧1000形の車体側面をいつものようにIPAの海へ。
まずはサフ→GM鉄道カラー 赤2号で塗装。GM鉄道カラーには京急バーミリオンという塗料もありますが、Bトレの製品に限りなく近いのはこっちの方だと思います。
続いてマスキングテープを貼り付け、GM鉄道カラー 白3号で帯の部分を塗ります。
乾燥させたら、めくりの儀に入ります。
結果はこんな感じ。京急でおなじみのカラーリングに塗り替えたのはこれが初めてでしたが、その割には結構上手くいったのではないかと思います。
続いて、前面部分に使うガラスパーツを透明なプラ板で制作。
ガラスパーツを貼り付けたら、種別や行先、車番などのステッカーでディティールアップをします。(前面表示は手持ちが無かったのであり得ない表示になっています…)
Bトレの既製品(写真右側の旧1000形)と色味を比較するとこんな感じ。あたかも製品化されていそうな雰囲気が感じられます。
いよいよ最終組み立てに入ります。
タミヤセメントという接着剤を使い、一つ一つのパーツを丁寧にくっつければ…、
Bトレ 京急デハ601の完成です!
正面に大きな窓が2枚ある湘南顔の京浜急行が、ついに我が家にやって来ました!
前面も妻面も良い感じに塗り分けができたと思います!
側面部分。よく見ると隙間があったり帯がつながってなかったりしますが、そこはご愛嬌ということで…(汗)
屋根周りは違和感なく仕上がっているはずです。
昭和の京急を彩っていた名車両たちと一緒に。
2000形や2100形と並べて、京急における2ドア・クロスシート車3世代の並びも!
こちらのデハ601ですが、実は鉄コレで製品化されていたものをBトレサイズにしようとチャレンジした過去があります。しかし慣れない作業故に出来はイマイチでした…
あれから5年の時を経て、Bトレの純正ボディとGMキットの前面を組み合わせることで、より納得のいく姿を作ることが出来ました。そういう意味ではリメイク成功と言っても過言ではないかと思います。
今後はこんな感じで、過去に作ったネタを現在持つ技術でリメイクしていけたらなと思います。今回は以上です。ここまで見て頂きありがとうございました。