Bトレ 横浜市交通局10000形を作る 後編
前回の続きはこちら↓
前回までは前面と屋根の塗装が完了しました。
後編ではいよいよ側面パーツの塗装に本格的に取り組みます!
車体側面をGM鉄道カラー アルミシルバーで塗装したことは前回の記事で述べましたが、今回はドア部分の塗り分けにもチャレンジしてみました!
グリーンライン用の10000形ですが、車体はアルミ製ながら乗務員扉と客用ドア部分がよりメタリックな表現になっているのが特徴。せっかくなので反映させてみることに。
ドアを除く全ての部分を頑張ってマスキングした後は、過去に作ったステンレス車同様、GM鉄道カラー 銀で塗装します。
…結果から言うと、あんまり変わりませんでした。正直なところ近くで見ないと塗り分けたことに気が付かないレベルでした。
しかし十分きれいに塗装できたのに今更やり直すのは明らかにもったいないので、このまま改造を続けることに。
ここで、前回完成した前面と屋根をガラスパーツにドッキングさせます。
先ほどの側面パーツですが、天井付近だけMr.カラー ニュートラルグレーで塗装。
こうすることで屋根と側面が一体化され、見栄えが向上します!
さて、塗装はこれで完了しましたが、この車両の特徴の一つでもあるグラデーション模様をどう再現するか、という問題があります。
これだけ細かい模様ですから、とても塗装で何とかできる見込みがありません…、
そこで用意したのはこちら。塗装ができないのなら…、
Adobe Illustlatorで自作ステッカーを作れば良い。
こう見えて美大生の中の人ですが、デザイン関係の授業を取ったおかげで、イラレの基本的な操作はマスターしてあります。大学で学んだことを早くも趣味に活かしていくスタイルです!
側面のグラデーション模様に加え、行先表示や前照灯、前面にある模様など、欲しいと思う表現をどんどん作っていきます。
作ったステッカーをローソンに持ち込み、シールとして印刷。ちなみに、ブルーラインのステッカーも上記の方法で制作・印刷しています。
ただ、模型などのプラスチック製品にはそのままだと上手く貼れないため、シールの下に両面テープを貼り付けるのがオススメです。
早速ですが、塗装を終えた車体に自作ステッカーを貼り付け。ここから一気に市営地下鉄グリーンラインらしくなってきました!
ステッカーを貼り付ける前(左)と貼り付けた後(右)で比較。完成が見えてきたことで俄然やる気が。
側面も比較してみるとこんな感じ。後はこれらのステッカーを4両分全て貼り付ければ…、
横浜市交通局10000形 リメイク完了です!
5年間もの間で身につけた技術を詰め込んだことで、鉄道模型に匹敵するクオリティに近づけられました。
側面のグラデーション模様も十分に再現されているはずだと思います。
ここまで頑張って加工をしてみると、種車が大阪市営地下鉄の今里筋線であることも忘れてしまいそうです。(!?)
以前も出した地下鉄風のレイアウトですれ違いシーン風を。グリーンラインってリニア地下鉄では珍しい地上区間があるのも面白いですよね〜
最後はブルーラインの3000A形と一緒に並べてみました。グリーンラインといえば6両化が進んでいるそうですが、Bトレも6両化してみると面白いかもしれません。
ただ、今回のリメイクはここで一区切りとしたいと思います。
今回は以上です。
ここまで見て頂きありがとうございます!