こちらの記事の続きになります。
前回、ようやくフル編成になった横須賀・総武快速線のE217系。今回は、E217系をフル編成にしたときに余った先頭車を使って、新しいネタを作っていきましょう。
種車はこちらの先頭2両。足回り一式ですが、車体しか無かった他の車両に転用したために、だるま状態で残っていました。こちらの車両には、(たまたま余っていた)KATOのBトレ用走行台車(通勤電車2)を取り付けました。
続いては、改造に当たり必要な部品を。こちらも余りものです。
中間車用パンタ付き屋根です。E217系や209系などの経済性を重視した電車は、電動車の数が少なく、その分パンタグラフの数もそんなにありません。*1そのため、フル編成を作ると必然的にパンタ付き屋根が余ってしまうのです。
この余った屋根からパンタグラフ周辺の部分だけをカット。先頭車に移設します。
というわけで完成、
E217系 クモハ2連!もちろん実在しない、いわゆるウソ電ですが、もしもE131系が作られなかったらをイメージしてみました。
改造した先頭車(左)ですが、通常の先頭車(右)に比べてクーラーの位置が運転台寄りになっていますが、パンタ周りを綺麗に仕上げる必要があるため、このようなスタイルになりました。
ちなみにトイレはパンタ無しの車両に載せるなど、重量面でのバランスも考えていたりします(これは模型ですが…汗)
妻面はパンタグラフ付きの車両に使う配管付きのものを取り付け。パンタ付きではない車両には貫通扉がある妻面を取り付けています。
そんな即席車両をTwitterにアップしたところ、予想以上にいいねが来て驚いたのはまた別の話だったりします。
その後は、折れていたアンテナの修復、連結器の取り付け、パンタグラフの交換(KATOのPS28)を経て現在に至ります。
最近ではポポンデッタなどのレンタルレイアウトで走らせるようになりましたが、こういう車両を走らせてみたら、意外とBトレの魅力に気づいていただけるのかなとも思ったりしています。でもその前に動力を何とかしたいところです…。*2
今回はここまでです。