早いもので7月に突入。しかし2020年の上半期はコロナ関連の話題しか印象に残っていません…。少しでも良くなることを祈るばかりです。
そういえば箱根登山鉄道も復旧が進み、ロマンスカーも運転を再開するなど、箱根エリアにも嬉しい話題が目白押しです。
そんなわけで、前回は小田急のLSE(7000形)を紹介、今回もロマンスカーです。
実車は2005年に登場、人気車両ながらバリアフリーに対応できなかったHiSE(10000形)を置き換えるために登場、現在は70000形と共に小田急のフラッグシップとして活躍しています。
Bトレでは2005年と2010年に発売。こちらもLSE(7000形)やHiSE同様の展望車とだけあって人気で、中古店やヤフオクでも収集になかなか苦労した記憶があります。
では、いつものパーツ紹介。
先頭車のパーツ。VSEのみ何故か床下パーツ一式がグレーに塗られています。
説明書を見ながらガラスパーツを上手くはめます。15年前の製品とだけあり組み立てやすいかと聞かれると微妙…(結構硬いパーツがちらほらと…)
先頭車を素組み。
曲線を多用したデザインですが、Bトレだとなぜか可愛く見えてしまいます。
ご尊顔。パーツの繋ぎ目が気になりますがそこはしょうがないですね。
続いて中間車のパーツ。
パンタ付きの中間車、こちらは3号車と8号車のパーツになります。
実車ではカフェテリアやトイレといった車内サービス用設備や、4人用のサルーン(セミコンパートメント)があります。*1
ステッカーも頑張って貼り付けよう!…とは思いましたが、経年劣化のせいか上手く貼れず…。ただ、ステッカーはなくてもVSEらしさは十分あるので良しとしましょう。
パンタ無し中間車のパーツ。
以前紹介したLSEと同様、2編成を連結させる場合は下の車輪無しシャーシを使用して背中合わせに連結します。
そして、ついに…、
こちらはLSE程ではないものの、フル編成化に1年近くかかりました。しかし10両フル編成だと達成感と安定感の両方が感じられますね~
同じくフラッグシップとして活躍するGSEと一緒に。
ロマンスカーは去年の梅雨にEXEに乗っただけなので、いつか展望車に乗って贅沢を味わってみたいなと思っています。
おまけ①:他の展望車と長さを比べてみた。
フル編成を作る過程で気づいたこととこぼれ話をいくつか紹介。
小田急ロマンスカーの歴史の中でGSEこと70000形が20mボギー車の展望車という初めての組み合わせが登場したのは前述しましたが、せっかくなので他の展望車と色々比べてみました。
まずは先頭車を1両単位で。
車体だけで見ればGSEが長いですが、台車の間隔に注目してみると大体同じであることがわかります。20m級ボギー車の展望車をデザインするにあたってさぞかし苦労したことでしょう。
次に、編成単位で見てみましょう。
編成単位で見ると、GSEはVSEとLSEの中間にあたる長さとなっています。
実車はLSEが145.2m、VSEが146.8m、GSEが142.6mとバラツキこそあるものの大体同じ長さです。
しかし、Bトレでは10両編成のVSEと11両編成のLSEで全く同じ長さの連接パーツを採用しているため、1両分の差が出来てしまうのです。*2
おまけ②:初販品と再販品の違いについて。
2回にわたって発売されたVSEですが、塗装の再現に微妙な違いがあります。
まず車体の赤い帯ですが、初販品は濃いめの赤である一方で、再販品は朱色に近い赤になっています。(見え方は個人によって異なる場合があります)
また、ROMANCECARVSE のロゴが初販品がステッカー再現なのに対し、再販品は車体に印刷することで表現されています。
おまけ③…という名の制作こぼれ話:
最初は魔改造で済ませるつもりだった?
10両編成のうち8両分は去年の4月、つまり平成が終わる直前にとあるポポンデッタでゲットしていました。不足する中間車のうち2両は窓の拡大やパテで埋めるといった大改造を施して中間に組み込む予定でした。
しかし実際に改造してみると、パーツが分厚くて穴開けに想定以上の時間がかかり、素人の工作故にロマンスカーの美しさを損ねてしまう結果になってしまいました。
結局美しさを重視するため改造は一切せず、地道に中間車を集めることにしたのです。
その結果、種車自体は去年買ったものの、上記の事情により無改造でフル編成化を成し遂げるために1年以上もこのネタを保留にしていました。
その後は8両、9両と来て、先日中古で買った中間車2両を組み込んだことでようやく10両フル編成に至ったのです。
さて、展望車でフル編成じゃないのはHiSEと3100形(LSE)のみですが、とりあえずHiSEを頑張って集める…予定です。NSEは中古で買ったKATO製3両がありますが…、これはどうしようか…(汗)
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