この記事は前回の続きです。
先にこちらを読むことをおすすめします。
前回は京津線に乗りつつ京都てっぱくへ行きました。
さて、2日目の午後は叡山電車(以下えいでん)に乗ります。
ということでやってきたのは出町柳駅。
駅の近くを流れているのは鴨川で、かつて京阪電車は鴨川の堤防上を走っていたそうです。*1
さて、えいでんに乗車!…とその前に。
やってきたのは下鴨神社。
実は本来立ち寄る予定はありませんでしたが、
大学の友人から「京都に行くなら下鴨神社のレースのお守り買ってきて!」
と頼まれたので、ついでに立ち寄りました。
帰りも京都市営バスに乗車。このあたりは意外と空いていました。
出町柳駅に戻り、午後のメイン、えいでんに乗車。
出町柳駅ではえいでんのユニーク三人衆(いま命名)がお出迎え。
手前から900系きらら号、700系リニューアル 車、そして700系ひえい号。
ひえい号は2018年に、700系リニューアル車は2019年と、いずれもつい最近デビューしたばかり。
えいでんの新たな顔に期待ですね!
早速乗車。
一乗寺駅まで700系ひえい号に乗ります。
一乗寺駅到着。
ここでひえい号を降りて、えいでん撮影。
800系813F。
えいでんには1両編成と2両編成の電車が走っており、2両編成は出町柳〜鞍馬間の鞍馬線で運行されています。
800系は沿線をイメージしたカラーリングが特徴で、こちらは貴船・鞍馬の山藤をイメージしています。
700系711F。
それに対して1両編成は出町柳〜八瀬比叡山口間の叡山本線で運行されています。
この700系、いずれも旧型車両を車体更新する形で登場した部分新造車で、731,732号車以外の6両は、かつて吊り掛け駆動でした。
しかし機器更新によって旧型車両の面影は殆ど残っていません。
ちなみにこの711F、廃車になった京阪5000系の台車を再利用しています。
800系811F。
800系は機器構成の違いから、デオ800形とデオ810形の2種類に分けられます。
こちらのデオ810形は、主制御器や静止型インバータなどといった走行に必要な機器が2両分搭載されているのが特徴です。
また、811Fは柳をイメージしたカラーリングになっています。
700系723Fと724F。
700系同士のツーショット。
700系732F。
さっき乗ったひえい号が戻ってきました。
この車両もまた、廃車になった京阪5000系の台車を再利用しています。
ちなみに、731Fは2015年の叡山本線開業90周年を記念し、開業当時の車両をイメージした、「ノスタルジック731」として運行されています。
800系801F。えいでん初の2両固定編成の電車。
先ほどのデオ810形と違い、デオ800形はそれらの機器を2両に分散して搭載した「ユニット方式」を採用。(機器類は1両分のみ)
山並みをイメージした緑色の帯が特徴です。
700系712F。
同じ単行車両なのか、カラーリングがお似合い。
700系723F。
ちなみに、2019年には722Fがリニューアルを受けました。
その変貌ぶりはもはや別人。
(出町柳駅にいたあの赤い車両)
900系901F。
鞍馬線開業90周年を記念した、青もみじきらら号。
800系802F。この車両から前面行先表示が左に移されています。
こちらは鞍馬の雲珠桜(くらまのうずざくら)をイメージしたカラーリングです。
700系724F。
さっきは被りましたが、今度は何とか撮れました。
900系903F。
こちらは通常のカラーリング。
きらら号と言ったらこの色ですね!
これでえいでんの車両は一通り撮ったぞー!…と思いきや、
800系815F「ギャラリートレイン・こもれび」を取り損ねたのはここだけの話。
(来年リベンジしよう。)
仕方なく後追い。800系815F。
美しい四季を描いたラッピングが特徴です。
えいでんの車両撮影も一通り終わるころには、もう夕方に。
ここから、鞍馬駅を目指して洛北の山奥へ。
もちろん乗るのは900系きらら号!
一乗寺~宝ヶ池の間は叡山本線を通り、宝ヶ池から鞍馬線に分岐します。
宝ヶ池~二軒茶屋間は住宅地を走りますが、市原駅を出ると一気に山奥へ進みます。
そして、市原~二ノ瀬間でしか味わえない、えいでん名物の一つが…、
きららの車内から
— Mori@Forest (@forest19_mori) November 24, 2019
あの「もみじのトンネル」を眺めてみた。#京都 #叡山電車 #叡電 #もみじのトンネル #前面展望 pic.twitter.com/LFY9vQfEGV
もみじのトンネル!
車内灯が消灯され、いつしか車内はドラマチックな雰囲気に。
一気に歓声が上がったのもまた印象的でした。
二ノ瀬駅に到着。
青もみじきららと列車交換。
撮りたかったけど無理でした
とりあえず2本しかいないきららが並んだことがわかれば()
二ノ瀬駅に着いた頃には日も落ちてきました。
ライトアップされたもみじ、綺麗ですね~
構内踏切から貴船口駅を望む。(電車がいないタイミングで撮影)
洛北の山奥という、京都市内中心部から遠い所に来たことを実感しました。
空も暗くなり、ライトアップされた紅葉がより一層目立ちます。
鞍馬と言えば、天狗。
こちらに展示されているのは2代目の大天狗。
今年の10月に設置されたばかりの新しい天狗のモニュメントです。*6
こちらが鞍馬駅周辺。
どこか静まり返った雰囲気でした。
こちらはよく知られている方の初代大天狗。
積雪によってその長い鼻が折れたりすることもありましたが、鞍馬の観光客を出迎えていました。
※こちらの初代大天狗は、2019年12月20日をもって展示を終了しました。
初代大天狗と、2代目大天狗。
あの日だからこそ撮れた、世代交代の瞬間。
歴史的瞬間に立ち会いました…!
こちらはデナ21型のカットモデル。
現在の鞍馬線のうち、宝ヶ池~市原間開業時に登場した車両です。
こちらの21号車は、叡山本線向けに登場した増備車で、晩年は鞍馬線にもよく入っていました。
カットモデルという形ですが、今でも後輩たちの活躍を見守っています。
ちなみに、このデナ21は信号機と連動しているのも特徴で、
信号が赤だと尾灯が、青だと前照灯が光る仕組みになっています。
まるで今でも生きているみたいな感じですね。
既に暗くなっていましたが、せっかくなので八瀬比叡山口駅へ。
叡山本線と鞍馬線が分岐する宝ヶ池駅は、もともと「山端(やまはな)」という駅名でした。
その後、柱にに広告が貼り付けられてからは隠されたままでしたが、広告貼り付けによってペンキ塗り替えを免れた結果、旧駅名の部分が残されたままになったのです。
現在は「やまはな」の部分が特殊な塗料によって剥落しないようになされ、現在に至ります。
ここから八瀬比叡山口行きに乗り換え。
またしても作者はひえい号を引き当てました。
ひえい号と三陸鉄道カラー。
駅屋根のライトアップも相まって、何とも不思議な並びが実現。
開業当初は「八瀬駅」でしたが、八瀬遊園の開園に合わせて「八瀬遊園駅」に、
しかし遊園地が閉園となったことで、「八瀬比叡山口駅」になったそうです。
駅舎は開業当初のものが今でも使われており、「驛瀬八」の看板がより一層レトロ感をを引き出しています。
停車時間を使って色々撮影。
これは昔の駅名版を復刻した物みたいですね~
京都らしい一枚になったかな?
すっかり暗くなったので、叡山電車沿線の観光は終了。
最後の最後でひえい号に乗ります。出町柳駅へ。
出町柳駅では。えいでんのグッズが販売されています。
作者が買ったのは、
デナ21型ポール仕様の鉄コレ!
今までBトレばかり買ってた作者ですが、
その可愛らしい車体に魅力を感じて購入!
ちなみに、叡山電車限定です。
こちらもそのうち紹介する予定です。
新幹線の時刻が迫っていたので、ここから京都駅へ。
さて、作者には三条京阪に来たら行ってみたかった場所がありました。
それはこちら。
スタバ京都三条大橋店!
洋館をイメージしたおしゃれな店。
チェーン店であることはわかってるけど、作者は建物の美しさに惚れてしまい…入店。
そこで注文したのは…
京都限定メニューの
めっちゃ抹茶フラペチーノ。
京都駅で適当にお土産と夕食となる駅弁を買い、新幹線のぞみ号に乗車。
2日間過ごした京都ともお別れです。
そして作者は初体験となる
抹茶はお約束だからね、しょうがないね
(例のフラペチーノも新幹線に持ち込んじゃいましたw 持ってくの大変だったけど)
やっぱりかたい(当たり前)
新幹線の車内で過ごす時間はあっという間に過ぎ…気がついたら、
新横浜に帰ってきました。
しかし、京都って奥が深いですね~
ここしばらく関東を出ることが無かっただけに
色々な意味でインパクトが強すぎる旅になりました(小並感)
残念ながら時間の都合上、銀閣寺や清水寺に行けませんでしたが、
次に行くときはぜひ行ってみたいなと考えています。
(あ、清水寺って今工事中じゃん…。まぁいいか。)
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