今回は前回のおまけ的な内容です。
Bトレの東京メトロ10000系には発売時期によって、パッケージやステッカーにかなりの違いがあったので、実際に比べてみましょう。
まずはパッケージ正面から。
2008年に発売されたロットは4両セットで、10000系のイラストは、前面にゴールドとブラウンの二色の帯が入った初期車が描かれています。*1
その一方で2010年に発売されたロットでは、前面帯がブラウンのみの10000系後期車が描かれています。*2
このため、2008年版は初期車が、2010年版は後期車がそれぞれ組めるようになっています。(前面パーツと両数以外の違いはありません)
(以下、2008年に発売されたロットは2008年版、2010年に発売されたものは2010年版と表記します。)
別の面からもみてみましょう。2008年版(左)ではイラストが描かれていますが、2010年版(右)ではスペースの都合上でイラストが描かれていません。
続いてはステッカー。こちらは内容がかなり違います。
まずは2008年発売品のステッカーを見ていきましょう。
こちらのステッカーには10000系だけではなく、先に発売された東西線05系のステッカーも収録されています。東西線のBトレは何気にレアなものばかり…
05系は40F、41F、42F、43Fの4本分が収録されています。このグループは05系の中で最も新しく、東葉高速鉄道2000系と同じ車体を持っています。
10000系は01F、02F、04F、06F、15F、21Fの6本分が収録されています。
このステッカーにおける最大の謎が、通勤特急の表示。確かに今は東横線で使われていますが、他の種別を差し置いてなぜ入っているのかがとてもよくわかりません…
行き先表示で特筆すべきポイントは、池袋と別に用意された新線池袋の表示。これは現在の副都心線池袋駅にあたります。懐かしいと思った方はいるかもしれません。
続いて2010年版のステッカーも見ていきましょう。
種別表示は前回から大幅に増えましたが、通勤特急だけフォントが違うので前回のものを流用したみたいですね。(変えるのが面倒だった…?)
行き先表示の部分。
前回の内容に加え、清瀬、所沢、臨時、試運転、回送表示が追加されています。
そして前回には無かったステッカーも。
副都心線開業記念のものや、10000系デビューを記念したものなど、さまざまなヘッドマークが収録されています。さらには8両編成用の8CARSステッカーも。
車番は05F、06F、10F、20F、21F、22F、23F、27F、28F、30F、36Fの計11本分も収録されています。前回と違って後期車が多めになっているのが特徴です。
今回は色々あって10000系の未開封2種を入手することができたので、その折に紹介しようと考えていました。もしこれから10000系のフル編成を目指す方のお役に立てていただければなと思います。(正直いるかどうか怪しいけど…汗)
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