Bトレ 相鉄9000系リニューアル車を組み立てる。前編
今回は相鉄に新たなイメージを吹き込んだ、相鉄9000系リニューアル車両を作っていきたいと思います。
しばらくの間中途半端な状態が続いた作者の相鉄コレクション。いよいよ本腰を入れて完全なるフル編成化に大奮闘です！
パッケージ。比較用で旧塗装も並べてみました。
これ、同じ形式だなんて一目見ただけでは信じられないですよね～
では、いつものパーツ紹介。
先頭車のパーツ。
カプラーはスカートと一体化されているのが特徴。N化しやすい構造だったり…？
前面パーツはリニューアル車の製品化を機に新規金型で作られたみたいです。
妻面はこちらのの2種類。
扉無しで手すりがある方が横浜寄り先頭車（左・1号車）、扉ありで手すりが無いほうが海老名・湘南台寄りの先頭車（右・10号車）でそれぞれ使います。
中間車のパーツ。
こちらは金型がそのままになっています。
このため窓の寸法が実車と違っていたりします。
中間車の妻面だけで5種類もあります。基本的に手すりがある方（上）は横浜寄りで、無い方（下）は海老名・湘南台寄りで使います。
さて、ツイッターを見ている人はご存じの方も多いと思いますが、実は去年の秋にフル編成が無事完成しました。しかしそれには長い長い道のりがあったのです。
今回は初めて買った時から、フル編成を達成した時の流れを初公開します。
時はさかのぼること2017年3月。相鉄のBトレでは久しぶりとなる新作が発表され、この9000系リニューアル車が発売されることになりました。
何でもそうにゃんバースデーフェスタで発売されるとのこと。行ってみることに。
これがその時に買ったもの。（変な線が入っていますが気にしないでください…）
当時はセット買っただけですが、フル編成化達成のために追加で5セットも買うことになったのはまた後のお話。*1
その後、相鉄が増えてフル編成化したくなった作者は、2018年2月のヨコハマ鉄道模型フェスタで一気に3セットも買っちゃいました。
さてBトレインショーティーで長編成、それも先頭車より中間車が多い編成を作るとなると、必ず先頭車が余ってしまいます。10両編成の多くは8箱購入しないと中間8両が揃わない為、その過程で8両も先頭車が余るのです。
ここで、あえて4箱だけ買った種明かしです。
先頭車を改造して中間車に仕立てあげるのです！
まずはモリパテとおゆまるくんを用意します。
（モリパテはホビーセンター、おゆまるくんは100円ショップで買えます）
①お湯で溶いたモリパテに複製したい部分を押し付け、型づくり。
②型が出来たら硬化剤を含ませたモリパテを流し込みます。
③3時間で複製したパーツが出来上がりました。取り出した後に余分な所をカット。
④こちらが出来上がったパーツになります。
⑤続いて先頭車のパーツの運転台部分をカッターで切ります。
⑥切断した乗務員室パーツです。
⑦ガラスパーツも車体パーツに合わせて切ります。
⑧位置を確認して、接着させます。
（上：中間車化改造車 下：元々中間車である車両）
中間車化改造車の完成です。
パッと見た感じ違和感ない仕上がりです。（当時の）我ながら良い感じかも。
中間車化改造車は写真のように背中合わせで連結させます。
8両編成が出来上がりました。
濃紺に塗られた車体や長編成からいかにも都会を走っていそうな雰囲気が出ています。
（リニューアルの目的が都心乗り入れによるイメージアップですからね）
こうして長編成化はできたものの、
フル編成ではないうえに、中間車化改造も純正品が買えるまでの一時しのぎ。
次回は完全なるフル編成制作に向けてガンガン進んでいきましょう！
