前々回は京阪8000系のレビュー、前回はプレミアムカーの製作。
そして今回はそれでも余ってしまった車両を何とか活用したいと思います。
まずはダブルデッカーから。
京阪8000系の旧塗装自体は過去に発売されていますが、旧塗装のダブルデッカーは未だに発売されていません。
余る車両を有効活用するため、4両のうち2両を旧塗装に戻してみることに。
IPAで塗装をはがし、サフを塗ります。
さらにグリーンマックス製の赤2号で塗装。
マスキングテープをはがすと…、これは行けたかも!?
ということで
旧塗装のダブルデッカーが2両完成しました!
ただ色を塗り替えただけですが、良い感じに仕上がりました。
(上:京阪初代3000系 下:京阪8000系)
旧3000系のダブルデッカーと比較。似ているようで実は違うその姿もしっかりと再現されています。芸が細かいですね。
以上、旧塗装のダブルデッカーでした。
続いては先頭車4両。
こちらも前回で紹介したようにプレミアムカーに改造しますが、前回の結果を踏まえていくつか改良点を加えることに。
まずは赤い部分。前回は京急バーミリオンでしたが、今回では赤2号に変更。
こちらの方がより深みのある色になり、本物らしさが増します。
また、塗装はゴールド、赤2号の順に塗装。これで赤い部分をより目立たせます。
さらに、金色の帯は窓下のほかに屋根部分にも貼り付け。
後は前回制作した時と同じ要領で作れば…、
プレミアムカー(改良版)が2両分完成しました!
せっかくなので、実際に連結してみることに。
赤い部分の濃さを既存の車両に合わせたことで、調和のとれた編成美に。
(上:2020年9月制作 下:2020年11月制作)
比較するとこんな感じ。一時は改造に難儀したこともありましたが、何とか完成に至りました。どうでしょうか、以前よりかは本物らしくなったかと思われます。
こうして完成した4両の中間車。
もともと余っていた車両ということで早速メルカリに出品。
4両とも無事に引き取り先が見つかり、欲しい人の所へ向けて旅立っていきました。
3回に渡って紹介した京阪8000系新塗装はいかがでしたか?
作者にとっても未知なる領域を切り開くことができ、改造した甲斐があったと強く思います。
京阪のBトレ収集はひとまずここで区切るとして、気が向いたらまた集めたり作ったりしたいなと考えています。
(あ、新3000系と6000系は後日紹介する予定です)
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*1:1両はフル編成制作に使用。もう1両についてはそれを使って平屋中間車を作ろうとしたが、改造は失敗に終わってしまった。修復が難しいと考え、台車パーツを残して解体処分した。