京急 2020年度設備投資計画を発表
8月7日、京急では今年度の設備投資計画を明らかにしました。例のウイルスによる騒ぎで例年より2か月遅い発表となりましたが、個人的に気になるところをピックアップ。
新造車両は4両編成2本。1500形もそろそろ危ない?
今年度の新造車両は4両編成2本。しかし4両編成は2016年に1800番台(写真)を3本導入したのみで、4年近くものブランクがあります。その後登場したのはいわゆるマイナーチェンジ車で、同じステンレス製の新1000形でも仕様が異なっています。
写真のような顔つきにマイナーチェンジ車の仕様が合わさったものになるのかが気になるところです。
それにしても、他社が次々と新形式の車両を導入する中で未だに新1000形を導入する京急。製造期間の長さとバリエーションの豊富さはまさに初代1000形譲りといったところでしょうか。
新1000形8両に更新工事。どうなる、最後の歌う電車。
今年度は8両を対象に車両の更新が行われますが、やはり気になるのは更新工事を受けておらず、最後の歌う電車として注目されている1033編成の存在です。
しかし文面には8両と書いてあるだけで、4両編成2本もしくは8両編成1本とは書いていないので、一転して歌う電車がまだ残る可能性もあります。
音鉄関係の方はお早めに記録することをオススメします。
ホームドアは新たに6駅に設置。横須賀市内の駅では初。
今年度は新たに平和島、京急鶴見、京急東神奈川、日ノ出町、追浜、汐入の6駅にホームドアが設置される予定で、横須賀市内の駅に初めてホームドアが設置されることになりました。
また、汐入駅では京急では初となる軽量型ホームドア*1が導入される予定で、今後のホームドア設置に何らかの進展があるかもしれません。
例のウイルス関連による収入減やオリンピックが延期になった今、京急も苦境に立たされていることでしょう。
来年はオリンピックムードで沿線がより賑やかになることを願うばかりです。
参考資料
http://www.keikyu.co.jp/company/news/2020/20200807HP_20019EW.html
http://www.keikyu.co.jp/assets/pdf/20200807HP_20019EW.pdf
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