伊豆クレイル、6月28日引退へ。
3月のダイヤ改正に伴う踊り子の世代交代が話題になる中、快速列車にも変化が。
2016年より運行を開始した651系によるジョイフルトレイン、伊豆クレイルが2020年6月28日をもって引退することが明らかになりました。
伊豆クレイルとは…?
2016年7月より運行を開始した伊豆クレイル。雄大な海を眺めながら車内で食事が楽しめるその列車は、気軽に楽しめる観光列車として人気を博しました。
また、ピンク色を用いた車体やおしゃれな内装は、女性の方にも大人気だったそうです。
実はサフィール踊り子の実験台だった!?
伊豆クレイルのノウハウを活かしてE261系を実戦投入。
2020年3月14日のダイヤ改正でデビューする「サフィール踊り子」ことE261系。
踊り子を担当するJR東日本各支社にとっては、車内での食事が楽しめる豪華観光列車の前例がなく、その実験的な意味合いを持たせて登場したのが、伊豆クレイルだったそうです。
4年間のみと観光列車にしては短い活躍期間でしたが、その4年間で得たデータがサフィール踊り子で活かされることでしょう。
気になる今後の運行計画
4月4日は静岡デスティネーションキャンペーン(以下、静岡DC)のアフターキャンペーンのオープニング列車として橋本駅から相模線・東海道線などを経由して伊豆急下田駅へ。復路は伊豆急下田駅から小田原駅へ向かいます。
651系が相模線に入線するのはこれが初めてとなり、沿線は大いに盛り上がるでしょう。
そして6月28日の静岡デスティネーションキャンペーンアフターキャンペーンのクロージング列車である、小田原~伊豆急下田間の1往復をもって運行を終了する予定です。
踊り子でおなじみの185系やスーパービュー踊り子こと251系、臨時で乗り入れるE259系、そして伊豆クレイルの651系。これらの車両が東海道線系統を去ってしまうのは寂しい限りです。
参考文献
JR東日本ニュースリリース「静岡DCアフターキャンペーンでは特別運行を行います!」
http://www.jreast.co.jp/press/2019/yokohama/20200130_y01.pdf
JR東日本ニュースリリース「静岡DCアフターキャンペーンの開催について」
https://www.jreast.co.jp/press/2019/20200130_ho02.pdf
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