2019.06.30 梅雨真っ盛りの箱根&引退間際のサンナナ撮影記 後編
2019.06.30 梅雨真っ盛りの箱根&引退間際のサンナナ撮影記 前編
もうすぐ夏休みが終わる作者です。
少しずつ涼しくなってきましたね~(昼は全然暑いけど)
今回は6月末に箱根へ行ってきた時の様子をご紹介。
ちなみに秋も行こうか検討中です。
いきなり予想外の事態が。
なんと、線路上の倒木により、箱根湯本~強羅間が運転見合わせという情報が入ってきたのです…。
とりあえず作者は運転再開を願いつつ、小田原駅へ直行。
幸いなことに小田原に着いた時には何とか運転を再開していました。
(例によって画像は使い回し。ご容赦ください。)
小田原駅に着いたのはいいものの、箱根湯本行きの各駅停車が行ったばかりで、次の発車まで10分以上も間がありました。
しかもロマンスカーが先に発車するというそうです。
ここで作者はあることを思い出しました。
続きを読む東急5050系、久々の増備に…謎の中間車!?
涼しさを感じる今日この頃です。
さて、東急では5050系の増備が久々に行われたということで話題になっています。
今回、8月26日(月)に横浜の総合車両製作所を出場した車両はこの通りです。
・5178F8両編成
・サハ5518号車1両
・「4711」と「4611」を名乗る謎の中間車2両
5178Fの8両編成は元住吉駅での事故で横浜高速鉄道に譲渡した分の穴埋めとして、サハ5518号車は修理を受け復旧したとして…、
新たに、「4711」と「4611」を名乗る謎の中間車2両が登場。
この中間車は一体何者でしょうか…!?
5178Fの仕様とは?謎の中間車はどんな感じ?
(登場してから間もない頃の5050系5177F。2016年12月撮影。元住吉検車区敷地外より。)
今回登場した5178Fですが、3年前に登場した5177Fと同じ仕様とのことです。
(ハイバッグ座席、スノープラウ付きスカートなど)
また、謎の中間車2両もこれらの車両と同じ仕様で製造されたことが確認されています。
しかし5178Fは側面にロゴマークが貼られている一方で、謎の中間車2両には側面にロゴマークが貼られていません。
恐らく、9月2日に予定されている東急電鉄の鉄道部門分社化に向けてロゴマークが変わることに備えたものですが、中間車2両だけということで組み込みのついでに貼り付ける可能性が高いとみられます。
2020系列が増える中で、5000系列の車両にした理由。
(写真は2013年に登場した5050系5176F。2019年4月撮影。綱島駅にて。)
田園都市線、大井町線、目黒線の3路線では、久々となる新車ということで2020系列の増備が続いています。
しかし東横線に関しては副都心線との直通に向けて自社の車両を5000系列に統一。せっかく統一したのに見た目も中身も異なる2020系列を投入するよりかは、既存と同じ5000系列の車両を導入したほうが手っ取り早いという考えがあったと思われます。
目的は相鉄直通対応工事の間の予備車確保?
(将来、相鉄に乗り入れる予定の目黒線用3020系3121F。2019年4月撮影。長津田検車区敷地外より。)
これらの中間車の目的は、2022年度の相鉄線直通に向けた対応工事が必要になり、その間の予備車を確保するためと予想します。
特に東急5050系は一時期、8連が2本足りない状態で運用させることを強いられ、10連1本を8連1本にしたり、10連1本を乗り入れ先の路線から借りて対処していました。
今回の謎の中間車2両は、必要に応じて8両編成または10両編成のどちらかが組める編成を1本増やすために増備したと考えられます。
8両編成から10両編成になるのはどれだ!?
(写真は既に10両編成で走る5050系4101F。2019年4月撮影。綱島駅にて。)
さて気になるのは、例の中間車2両がどの編成に組み込まれるか。
5178Fと同じ仕様で製造されたということで、候補は5177Fか5178Fのどちらかになると予想。
しかし最初から5178Fに組み込むとしたら、5178Fは作らずに「4011F」として10両1本丸ごと製造するはずです。
よってこの中間車2両の組み込み先は、5177Fになる可能性が高いです。
東急電鉄では恒例(!?)と化した車両の複雑な組み換え劇。
どうやらそれが落ち着く気配はしばらくない模様です…(苦笑)
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横浜シーサイドライン、自動運転再開へ。
8月27日、横浜シーサイドラインは逆走事故によって中止していた自動運転を、8月31日始発から再開することを明らかにしました。
6月1日に事故が発生して以来、実に3か月ぶりの自動運転再開となりました。
逆走事故の原因が明らかに、さらなる事故対策とは?
(写真はシーサイドラインの主力、2000形。2019年4月撮影)
この発表では今回の事故の原因も明らかに。
それは車両側のケーブルが断線したことと、断線によって非常ブレーキがかかる仕組みが整っていなかったことでした。
その後は断線しても自動でブレーキをかける機能を整備したうえで試運転を行い、安全が確認されたことから自動運転再開に踏み切りました。
今回発生した事故を踏まえ、シーサイドラインでは安全対策をさらに強化。
また、自動運転再開から1か月後に行う臨時検査の間までは万が一に備え、保安要員を運転席に乗せた上で運行させるとのこと。(この時点で本数は通常の65%程度。手動運転時と同じ。)
臨時検査を終えて安全が確認された後に、通常の98%の本数で運行する予定です。
(うち1本は事故当該車両のため、当面の間は使用不能)
事故から立ち直りつつあるシーサイドライン、増発に向けた新車も登場!
(最終増備車だった第46編成。赤と黒を基調としたカラーリング。2019年4月撮影)
また、今回の発表前には金沢八景駅の2線化による増発用として、2000形車両5両1本が登場。(第47編成)
2014年以来5年ぶりとなる増備車では、従来と同じデザインで登場し将来の増発に備えます。
開業から30年の時を経て金沢八景駅に直結したシーサイドライン。
滅多に起きない事故だけに悪戦苦闘を強いられましたが、これらの事故にもめげずに、
これからも地域、そして観光の足として活躍してほしいと思います。
参考サイト
横浜シーサイドライン 公式ホームページ
https://www.seasideline.co.jp/
NHK NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190827/k10012050191000.html
鉄道チャンネル
https://tetsudo-ch.com/9657590.html
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神奈川の鉄道車両ニュース ダイジェスト 19.08.22
夏休みの間に神奈川の鉄道で色々動きがあったので紹介。
都営5300形唯一の時速120㎞対応車、廃車。
(京成高砂駅に入線する5327編成。2019年1月撮影)
都営5300形の最終増備車として1997年に登場した5327編成が7月11日に横浜にある総合車両製作所に入場しました。その数日後に千葉県内の解体場へ陸送され、登場から22年目での廃車となりました。
この編成は京急線でスピードアップに対応するために、主電動機の出力が従来の165kwから180kwに挙げられたことが特徴で、その俊足ぶりを活かす…はずでしたが、結局都営5300形による時速120㎞運転は見送られたため、他の編成と同じく最高時速110㎞での運行を余儀なくされました。
起動時の音がただでさえ大きい都営5300形の中でも際立って音が大きいことから音鉄界隈の間で注目される編成でもありました。
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