さきほど引越しの作業が終わり、無事PCも起動しました!
今日から更新を再開します!
さて、今回は小田急ファミリー鉄道展2019の様子をご紹介…
「あれ?小田急ファミリー鉄道展って毎年秋にやるはずなのに何で5月にやるの?」
そう思った人はたくさんいると思います。
そう、今年はなんと約5か月も前倒しの5月に開催されることに。
(ちなみに京急ファミリー鉄道フェスタの1週間後でした)
毎年秋に開催される小田急の鉄道展が、なぜ5月に行われることになったのか。
そのカギは、小田急が建設している博物館にありました。
このブログの一部記事でも触れているように、海老名駅西口に小田急電鉄の鉄道博物館「ロマンスカーミュージアム」が2021年にオープンする予定になっています。
博物館の建設が決まった2017年ごろ、小田急では博物館に保存展示するための車両を何両か保存してきましたが、土地の広さや予算の都合上、全ての保存車両を展示させることは厳しいことが判明しました。
折りしも小田急では、2018年の複々線完成に向けて車両を増備したため、それを留置させるためのスペースも確保しなければなりませんでした。
しかし、それでも車庫の拡張ができないため貴重な保存車両のうち、それぞれの形式で1両を残して全部解体することになりました…。*1
多くの車両がスクラップにされる中、小田急を語る上では欠かせない存在でもある初代3000形も5両編成で保存されると思われた矢先、SE車についても中間2両の解体が決定してしまったのです…。
今回SE車を博物館展示向けに整備したり中間車の解体などで大幅に時間がかかるため、今年秋の展示が難しくなってしまい、5月に開催されることになったそうです。
そんな令和最初の小田急ファミリー鉄道展では、新型70000形と登場60年を迎えた初代3000形が初めて並んで展示されることになったのでご紹介!
開催直前の5月に2019年度ブルーリボン賞を受賞したことでさらに話題に。*2
大きく広々とした窓が特徴です。
今回のもう一つの目玉、旧3000系SE車。
屋外で展示されたのは2007年以来実に12年ぶり。
作者も実車を生で見るのは初めてです。
こちらは入れ替えでやってきたMSEこと60000形。
この日はたくさんの鉄道ファンが集まっていたこともあり、ミュージックホーンを鳴らして入線しました。*3
MSEとEXEでは、連結した時に通り抜けできるように貫通扉を装備。
デザインはVSEの顔にそのまま貫通扉をつけた、といったところです。
ちなみにこのSE車は小田原寄り3両は、1991年に引退した時の姿のままで、新宿寄りの2両は1957年のデビュー当時の姿に復元されています。
今回、中間車が2両も解体されることになりましたが、果たして解体場送りにされるのはどれか…!?
そして、今日のメイン。
初代3000形SE車と70000形GSEの並び!
60年もの時を超えた並びが実現…!
たくさんの鉄道ファンに囲まれながら…
両形式が並ぶとは夢にも思いませんでした。
さすが小田急。粋なことをしますねぇ。
真ん中で。
スナップ風に。
改めてみると違いがあるとはいえ、どこか似ているようにも見えます。
GSEがロマンスカーの伝統をしっかりと受け継いだ証拠かもしれませんね。
最後に1000形の箱根登山カラー。急行新宿行きとなっていますが、この車両が新宿駅へ行くことは滅多にないそうです。
そういえば、小田急1000形ではワイドドア車を除くすべての編成にリニューアル工事を行うそうですが、これらの車両もいずれはリニューアルされるのでしょうか…?
今回は以上です。
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