大学生活始まって以来初のバイトを終え、記事を執筆中…。
前回は田園都市線にまつわる小ネタを投稿し、順番的には「シーサイドラインフェスタ2019」なのですが、例の事故が起きたために記事をアップするか困っていました。
そもそもシーサイドラインとはどういう路線なのか。
それは横浜市磯子区の新杉田駅~同市金沢区の金沢八景駅を結ぶ新交通システムで、沿線にある「横浜・八景島シーパラダイス」などの観光施設があります。最近では金沢八景駅が京急線の駅と直結し、乗り換えが便利になって話題になりました。
今回は年に一回行われる車両基地公開イベント「シーサイドラインフェスタ2019」の様子を紹介しますが、この記事でシーサイドラインがどういう路線なのかを知っていただけたら幸いです。
シーサイドラインの車両基地は、新杉田駅から5駅目の「並木中央駅」が最寄り駅。
さっそく向かいます。
会場で見つけたデカい看板。これは一体…!?
これはかつて金沢八景駅が仮駅だったころに使われていた駅の案内看板です。
しかし地権者の理解が得られなかったため、やむを得ず京急の駅から離れたところに駅を造らざるを得ませんでした。*1
開業から実に30年経った2019年、ようやく京急線の駅と直結する事ができたわけです。
研修上の中へ。
手書きのイラスト。
こちらはシーサイドラインの現・主力車両、2000形です。
幾何学模様が特徴な車両。
ちなみにこのデザインは多摩美術大学の客員教授によってデザインされたもの。
ここに謎のセンスを感じる…!?
こちらはその2000形のラストナンバー。
この車両のみ黒と赤を基調としたカラーリングです。
外に出ると、見慣れない車両が!?
それもそのはず、この車両はシーサイドラインの初代車両1000形。
1989年の開業時から2014年まで25年にわたって活躍した車両でしたが、普通鋼製かつ海沿いを走るために老朽化が進行。早期引退を余儀なくされたのでした。*2
現在は1本が車両基地に保存され、シーサイドラインフェスタなどで時たま公開されているようです。
せっかくなので車内へ。
現在走っている2000形に比べると、やっぱり平成初期の雰囲気が漂っているようにも見えます。
これはこれで温もりがあって僕は好きです。
マナーモードのポスター。
シーサイドラインフェスタはこれにて撤収。
それから2か月くらい経った後に件の事故が起きてしまいました。
幸い作者は自宅にいたのですが、地元で起きただけに驚きは隠せず…。
運行再開はしたものの原因がわかるまで自動運転はお預けとなり、運転士による有人運転となりました。*3
今回の事故は加速するAI化などといったコンピューター任せになりつつある世の中に、警鐘を鳴らしたと私は思います。
シーサイドラインはもちろんですが、自動運転を採用する路線を走らせる鉄道会社は、今一度、自動運転の在り方について考えるべきだと思います。
今回は以上です。
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