みなさんは東急電鉄に「ワンデーオープンチケット」があるのをご存知でしょうか?
早い話が一日乗車券でして、東急全線が1日乗り放題の切符です。*1
大手私鉄で単純に全線が一日乗れる切符って、結構珍しい存在なんじゃないかと思います。
ということで今回はそんな東急漬けの1日です。
まずは、東急線のレア車両を辿るべく、東横線で横浜から多摩川駅へ。
その後、多摩川線を全線乗車し、
ということでやってきたのは蒲田駅。
私鉄によくある頭端式ホームの駅、いかにもターミナル駅らしいです。*2
ここから池上線に乗り換えようとしたとき、
どうやら東急が駅ナカで展開している蕎麦屋「しぶそば」の新しい具材(?)を宣伝するために来てたみたいです。
それにしても着ぐるみにすると結構デカい。
中の人のるるんもさぞかし大変ですな~*3
では改めて、池上線に乗車。
やってきたのは千鳥町駅。
すれちがいにやってきたこの1000系1013Fですが、たった1本しかいない「正面貫通扉」の顔です。*4
それから数分後…
やってきました!
今日のお目当て、東急7700系電車です!
7000系だった時から50年にわたって走っていた7700系。
老朽化により東急からは11月に引退することが発表され、注目を集めていました。*5
このあたりから雨足が強くなってきました。
電動車比率が高く(8M2T)、高速走行時における爆音が特徴的です。
本来なら大多数が新5000系によって置き換えられるはずでしたが、大人の事情により今でも田園都市線を走る目に遭ったとか。*6
こちらは8500系に次ぐもう一つの主力(!?)、東武50050系。
田園都市線に乗りに行くと必ずと言っていいほど見かける乗り入れ先の車両です。
本来ならこの車両で8500系を置き換えるはずだったのですが…
そういえばつい最近まで6ドア車3両をつないでいましたね。*8
こちらは東京メトロ8000系。
最近ではVVVF化や車内に液晶ディスプレイが設置されたり…
どうやらまだまだ使い倒すみたいです(笑)
その後は長津田駅へ向かい、旬な電車に乗ります。
その電車とは…
こどもの国線「うしでんしゃ」です!
こどもの国に牧場があることにちなんで登場したラッピング電車。
何気にこどもの国線初のラッピング電車です。
こどもの国の駅舎。
今はコンビニになっているこの場所ですが、
今でこそ遊園地へ行くイメージが強いこどもの国線ですが、かつては国鉄(現在のJR横浜線)長津田駅と弾薬庫(現在のこどもの国)を結ぶ路線だったといわれています。
こどもの国へのゲートに繋がる道は、その線路跡だとか。
とりあえず、お目当ての物は見れましたが、せっかくなので世田谷線にも乗車。
最後は三軒茶屋→渋谷→横浜のルートで家路につきました。
途中の中目黒駅では日比谷線の新型13000系ともうじき引退する東武20050系の並びが!
過渡期ならではの光景ですね。
(次回あたりは長津田検車区も覗いてみたいところ)
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*2:かつて東横線に存在した桜木町駅と渋谷駅も頭端式ホームだったが、他路線直通に伴いいずれも廃止。
*3:ちなみに、体をしぼめてまで改札機を通る姿はかなり有名な話。
*4:東横線と目蒲線(当時)兼用の予備車として登場。4両製造されたこの顔を持つ先頭車だが、現在は2両が1013Fの先頭車として、もう2両は伊賀鉄道に譲渡された。
*5:一部の編成は岐阜県の養老鉄道に譲渡されることに。ボロでボロを置き換えるとは言ってはいけない(戒め)
*6:リーマン・ショックからのJAL経営悪化が社会問題となり、当時JALの大株主だった東急は資金確保が困難に。さらに東横線と副都心線直通に向けた新車を優先して投入しなければならず、7700系や7600系、8500系が長期的に残る一因となった。
*7:新5000系も50050系も同じ10両編成18本在籍しているが、新5000系は大抵車庫で寝ているので殆ど見かけなかったりする(個人差有り)